金沢市議会 > 2001-03-22 >
03月22日-06号

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  1. 金沢市議会 2001-03-22
    03月22日-06号


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    平成13年  3月 定例会(第1回)             平成13年3月22日(木曜日)        --------------------------◯出席議員(41名)     議長  川 紘一君          副議長  沢飯英樹君     1番  松村理治君           2番  渡辺 満君     3番  森 雪枝君           4番  福田太郎君     5番  干場辰夫君           6番  横越 徹君     7番  田中展郎君           8番  山野之義君     9番  増江 啓君           10番  大桑 進君     11番  近松美喜子君          12番  浅田美和子君     13番  上田 章君           15番  高村佳伸君     16番  玉野 道君           17番  宮保喜一君     18番  東出文代君           19番  田中 仁君     20番  苗代明彦君           21番  中西利雄君     23番  安達 前君           24番  寺中隆善君     25番  野本 昇君           26番  関戸正彦君     27番  出石輝夫君           28番  的場豊征君     29番  木下和吉君           30番  小津正昭君     31番  本間勝美君           32番  森尾嘉昭君     33番  升 きよみ君          34番  南部康昭君     35番  不破 実君           36番  松本捷男君     37番  平田誠一君           39番  上田忠信君     40番  井沢義武君           41番  山田初雄君     42番  北 市朗君◯欠席議員(なし)◯欠員  22番---------------------------------------◯説明のため出席した者 市長      山出 保君       助役      佐子田 正君 助役      原田淳志君       収入役     源田久男君 公営企業管理者 小泉賢一君       教育委員長   津川龍三君 都市政策部長  須野原 雄君      総務部長    中田耕治君 経済部長    近藤義昭君       農林部長    酒井達明君 市民生活部長  畑下 勲君       福祉保健部長  金子 衞君 環境部長    岡嶋徹男君       土木部長    喜多利男君 建設部長    山本文男君       下水道部長   生駒貢一君 市立病院                美術工芸大学         開田隆人君               宮川清二君 事務局長                事務局長 中央卸売市場長         新 昭雄君       教育長     石原多賀子君 心得 消防長     川北 優君       財政課長    的場優弘君---------------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長    森田 肇君                     議事調査 議事調査課長  宮島義光君               黒澤和規君                     課長補佐 担当課長補佐  縄 寛敏君       主査      板井 豊君 主査      宮本博之君       主査      中坂暢江君 主査      寺野 匡君       主査      九社前俊一君 主査      小村正隆君       主任      木谷保博君 総務課長補佐  小柳正人君       主査      加成達矢君 書記      小原 素君---------------------------------------◯議事日程(第6号)  平成13年3月22日(木)午後1時開議 日程第1 議案第1号平成13年度金沢市一般会計予算ないし議案第71号辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について      請願第19号及び請願第20号                          (委員長報告、討論、採決) 日程第2 議案第92号 金沢市収入役の選任につき同意を求めるについて 日程第3 議案第93号 金沢市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについて 日程第4 議案第94号 金沢市監査委員の選任につき同意を求めるについて 日程第5 諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦に関し答申を求めるについて 日程第6 議会議案第1号 金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第7 議会議案第2号 食品の安全性確保の強化を求める意見書 日程第8 議会議案第3号 京都議定書の早期発効を求める意見書 日程第9 議会議案第4号 鉄道線路及び駅舎構内における安全対策の強化を求める意見書 日程第10 議会議案第5号 一般セーフガード発動に関する意見書 日程第11 議会議案第6号 KSD汚職、機密費問題に関する意見書 日程第12 議会議案第7号 米原潜による「えひめ丸」沈没事故に関する意見書 日程第13 常任委員会の改組 日程第14 議会運営委員会改組---------------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第6号)に同じ  各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について---------------------------------------              午後1時28分 開議 △開議 ○議長(川紘一君) 本日の出席議員数は、ただいまのところ41名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会議時間の延長について ○議長(川紘一君) あらかじめ本日の会議時間を延長いたしておきます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議案等上程 ○議長(川紘一君) これより、日程第1議案第1号平成13年度金沢市一般会計予算ないし議案第71号辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について並びに請願第19号及び請願第20号、以上の議案71件、請願2件を一括して議題といたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長報告 ○議長(川紘一君) これより、以上の各件に関し、各常任委員会委員長の報告を求めます。 総務常任委員会委員長升きよみ君。   〔総務常任委員会委員長升きよみ君登壇〕(拍手) ◆総務常任委員会委員長升きよみ君) 総務常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第1号平成13年度金沢市一般会計予算中当委員会所管分など議案17件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取した後、質疑応答を行い、また他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行いました。その結果、当委員会に付託されました議案17件については、全会一致をもっていずれも可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程におきまして、 1、個人消費や株価の低迷など、依然として厳しい状況の中、一部地方交付税臨時財政対策債への振りかえなど、本市財政環境も厳しい状況下にあり、市当局においては引き続き財源の確保などに一層の努力を重ねられるとともに、効果的な財政運用を図り、景気回復に十分な措置を講じられたい。 2、高度化、多様化する市民ニーズに的確に対応するため、新行政改革大綱と整合性を図りながら公正で公明な開かれた市政の推進と地方分権に対応した行政システムを確立するとともに、新再任用制度の導入に当たっては長期的な視点で適正に運用すること。 以上、2件の要望が付されましたので、あわせて御報告いたしておきます。 以上、予算等に関する報告を終え、次に、改めて継続調査となっておりました契約制度の調査として、本市発注公共工事にかかわる公正な入札、契約の確保に向けての報告をいたします。 この件については、昨年、現職議員のあっせん収賄逮捕という事態の発生から、議会が再発防止に努めるため、市民の市政に対する信頼を回復し、市民からいささかの疑念も抱かれることのないようにすることを目的に、入札制度のあり方について過去7回議論を重ねてきました。 その結果、公正・公平を貫き、透明性を確保する制度の改善を進める内容として、公正で自由な競争が維持されるよう、現在の 130万円超えの指名競争入札について、すべての予定価格の事前公表を行うことを柱として、入札契約事務等の透明性、公正性を確保するための諸施策を取りまとめたところであります。 今後、入札契約に当たっては不当な圧力、不正行為の排除を行い、公平・公正を貫き、透明性を図り、本提言を重く受けとめ、これまで以上に公正、厳粛な職務執行をされるよう要望するものであります。 なお、議会側においても自浄能力を一層発揮して、市民の代表としての立場を自覚し、モラルの向上に努めることを表明して、総務常任委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(川紘一君) 経済常任委員会委員長上田章君。   〔経済常任委員会委員長上田章君登壇〕(拍手) ◆経済常任委員会委員長(上田章君) 経済常任委員会委員長報告。 経済常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第1号平成13年度金沢市一般会計予算中当委員会所管分など議案19件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行いました。その結果、当委員会に付託されました議案19件につきましては、全会一致または賛成多数をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程におきまして、 1、来年の大河ドラマの放映は、金沢の歴史文化を全国に発信する絶好の機会であり、その成功に向けて全力を尽くされるとともに、一過性のものではなく、本市経済の活性化と観光事業の推進に資する継続的な事業の推進を図られたい。 2、日本の経済がデフレ状態にあることから、中小企業に対する支援策には万全を期するとともに、今なお深刻な状況にある雇用情勢についても、その解消に向けて一層の努力を払われたい。 3、下水道部と企業局の統合については、より一層の市民サービスの向上に努めるとともに、多様化する市民ニーズに対応するため効率的な経営に最大限留意されたい。 4、不況による買い控え等により、市場会計取り扱い量がふえても収入減の傾向が今後とも続くことが予想されるが、厳しい環境の中、公設市場としての機能が十分生かされるよう、生鮮食料品の安定供給と市民生活の向上に努められたい。 以上の要望事項が付されましたので、あわせて報告をいたしておきます。 以上をもちまして、経済常任委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(川紘一君) 厚生常任委員会委員長増江啓君。   〔厚生常任委員会委員長増江啓君登壇〕(拍手) ◆厚生常任委員会委員長(増江啓君) 厚生常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第1号平成13年度金沢市一般会計予算中当委員会所管分など議案14件、請願2件であります。これらの各案件につきましては詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行ったのであります。その結果、当委員会に付託されました議案14件につきましては、全会一致または賛成多数をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決し、また、請願2件につきましては不採択すべきものと決しました。 なお、審査の過程におきまして、 1、介護保険制度においては、さらなるサービスの利便性向上に引き続き努力されるとともに、10月からの第1号被保険者保険料の全額徴収に当たっては、十分な周知を行い、市民の理解を得るよう意を尽くされたい。 2、容器包装リサイクル法家電リサイクル法に基づくごみ収集方法の変更に当たっては、市民に対する広報、周知に努め、円滑な移行に万全を期すとともに、今後ともリサイクル意識の啓発と高揚を図り、分別の徹底、リサイクル体制の強化を行い、循環型社会の構築に向け、引き続き努力されたい。 以上、2件の要望が付されましたので、あわせて御報告いたします。 以上をもちまして、厚生常任委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(川紘一君) 建設常任委員会委員長出石輝夫君。   〔建設常任委員会委員長出石輝夫君登壇〕(拍手) ◆建設常任委員会委員長出石輝夫君) 建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第1号平成13年度金沢市一般会計予算中当委員会所管分など議案17件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行ったのであります。その結果、当委員会に付託されました議案17件につきましては、全会一致または賛成多数をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、審査の過程におきまして、 1、まちなか定住促進施策については、各制度の積極的展開を図られるとともに、特にまちなか住宅建築奨励金については、より市民の理解が得られ、利用される制度となるよう施策の推進に努められたい。 2、少子高齢化等社会的情勢の変化にかんがみ、特に中心市街地における除雪対策を含めた克雪のまちづくりの構築に向けた施策の検討を積極的に進められたい。 3、建設発生土処分場建設については、循環型社会の構築の観点からも進められることが期待されるが、周辺における良好な生活環境の維持や自然環境保全に対して十分に意を用いられ事業の推進を図られたい。 以上、3件の要望が付されましたので、あわせて御報告いたします。 以上をもちまして、建設常任委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(川紘一君) 文教常任委員会委員長森雪枝君。   〔文教常任委員会委員長森雪枝君登壇〕(拍手) ◆文教常任委員会委員長(森雪枝君) 文教常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第1号平成13年度金沢市一般会計予算中当委員会所管分など議案11件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行いました。その結果、当委員会に付託されました議案11件につきましては全会一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程におきまして、 1、子供たちがみずから学び、みずから考える力や生きる力をはぐくむため、教職員の指導力向上に今後とも取り組まれるとともに、相談やカウンセリング体制についても万全を期されたい。 また、今や家庭、学校、地域の連携・協力は必要不可欠であり、地域の教育力向上のための施策をより一層推進されるとともに、各学校が特色ある開かれた学校づくりに向けて、これまで以上に努力されたい。 2、豊かな人間性をはぐくむための身近な機会として読書は大変重要であることから、市民が利用しやすい図書館の整備に一層努められるとともに、学校教育に欠くことのできない基礎的な施設である学校図書館の充実に引き続き取り組まれたい。 3、急速に進展する情報技術に対応し、児童・生徒の情報活用能力の育成が急務である。教育情報化推進に当たっては、使い勝手のよい施設整備、発達段階に合った情報内容を十分に検討するとともに、地域への施設開放などに努め、実りある事業展開を図られたい。 4、美術工芸大学にあっては、市民に親しまれる大学として、産学連携など地域貢献を一層進めるとともに、教育面の充実や運営の改善などに今後とも意を用いられたい。 以上の要望事項が付されましたので、あわせて報告いたしておきます。 以上をもちまして、文教常任委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(川紘一君) 以上をもって、各常任委員会委員長報告は終わりました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △討論
    ○議長(川紘一君) これより、委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ質疑の通告がありませんので、直ちに討論に入ります。 通告がありますので、これより順次発言を許します。 32番森尾嘉昭君。   〔32番森尾嘉昭君登壇〕(拍手) ◆32番(森尾嘉昭君) 私は、日本共産党市議員団を代表して討論を行います。 我が党は提出された71件の議案のうち、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第9号、議案第10号、議案第16号、議案第17号、議案第23号、議案第28号、議案第29号、議案第37号、議案第39号、議案第43号、議案第52号、議案第54号、議案第57号、議案第62号、以上の17件に反対するものであります。 その主な点について述べたいと思います。 森総理大臣が総裁選挙を前倒しすることを表明したことで「辞意表明」と一斉に報じられました。ところが国会では「退陣でない」と居座り続けています。これほど国民の前で無責任な態度を取り続けている政権はありません。この政権を支持している自民党、公明党、保守党の責任も重大であります。KSD疑惑問題、機密費問題、さらに株価下落を初めとする経済危機などに対して何らの打開の方向を示すことができない森政権の行き詰まりは深刻であり、直ちに退陣するべきであります。 歴代の政権の中で最悪の経済、政治、財政の危機の中で、本市の新年度予算が組まれました。しかし、市民生活と営業を守ることを最優先するものではなく、相変わらず国の施策を積極的に受け入れ、ゼネコン型大型開発に引き続き巨額の予算を投入するものとなっています。金沢駅周辺再生整備事業に25億円、駅武蔵地区事業に約28億円、駅西新都心整備事業に約10億円と、この3つの事業を合わせると約63億円に上り、引き続きこれらの事業に巨額の税金が投入されることとなります。 駅北土地区画整理事業は、当初の事業規模は60億円だったものが浅野川電車の地下化、JR金沢駅舎の移転と駅前広場整備が加わり、さらに駅前にガラスドームの大屋根が追加されました。その結果、事業費は当初の10倍、約 600億円に膨れ上がったのであります。このガラスドームの大屋根建設は約38億円を投入するものですが、我が党はこれは必要ないものでやめるべきと主張してきました。これに対して市長は「もてなしの心、思いやりの心を持ってお客様を迎えるもので、大きな傘の役割」と強弁しています。新年度予算では、この大屋根を清掃するためにロボットの導入のための調査費として 900万円が計上されました。今後ロボットの購入費として1億 9,000万円、このロボットの維持費として毎年 700万円が必要とのことであります。随分市民の税金を投入しないと市長の言う「もてなしの心」が満足しないようであります。 こうした事業には湯水のように税金を投入しながら、わずか93万円で介護保険料の低所得者に対する減免が実現できるにもかかわらず、この実行を拒否するという市長の政治姿勢にもこの予算の特徴を端的に示すものとなっています。 駅武蔵北地区開発事業であります。3つ目の再開発ビルとして第2工区のビル建設事業が始まります。地権者は既にほとんど地区外に転出し、入居する地権者はわずか1人となっています。3階から13階に都市基盤整備公団が分譲住宅として42戸入居するものの、保留床の売却ができないため、地下1階と1階、2階に福祉機器情報センターを設置するとして本市が11億円で床を取得するものであります。 都市基盤整備公団が取得する床面積は 3,754平方メートルで、価格は12億円です。一方、本市が取得する床面積は 1,884平方メートルで、価格は11億円であります。平方メートル当たりの単価は都市基盤整備公団の2倍に上る価格で本市が保留床を購入することになります。1階と2階という立地条件とはいえ、こうまでしなければ再開発ビルが立ち上がらない事態となっていることは深刻であります。事業の破綻は明らかであり、みずからの失政を改めず、進めていくことが許されるわけにはいきません。 この事業の中で、当初計画のなかった武蔵地下駐車場を約50億円を投じて建設しました。ところが、当初計画の利用が見込めず、大幅な狂いが生じています。平成11年度約 7,000万円の赤字、12年度は約 9,600万円の赤字が予想され、新年度も利用料金を下げ、利用台数を大幅に増加する計画でも約 9,700万円の赤字予算となっています。さらに、第3、第4工区の再開発ビルの建設を進めるとしていますが、この事業を見直すことを改めて強く求めるものであります。 第2に、むだな公共事業を見直すことなく、さらに推進していることであります。 金沢テクノパーク開発事業として約5億円が予算化されました。第3工区造成事業を本格化させ、平成15年3月には事業が完成するとしています。しかし、進出する企業は現在3つであり、第3工区に横河電機が進出するとしても、このままでは敷地の半分が売れ残ってしまいます。経済状況から困難であるにもかかわらず、当初事業計画を見直すことなく進めていくことは許されるものではありません。なお、工業用水を提供するとして特別会計が組まれています。この会計の中で給水使用料収入はわずか1割で、9割を一般会計から予算を投入しています。新年度予算一般会計からの繰り入れは約 6,000万円に上り、大変な利便が図られています。 また辰巳ダム建設事業であります。ダム建設そのものが見直されている状況のもとで、ダムに頼らない治水対策を進めるべきであり、事業の中止を強く求めるものであります。 第3に、大型開発事業に巨費を投入するとともに公共事業への予算を優先させてきた結果、借金が急増してきました。その一方で、公共料金や手数料を引き上げ、さらに職員の削減や事業の民間委託化を進めてきていることであります。普通会計決算の中で、投資的経費の割合は1998年度38.3%、1999年度は35.4%と、連続して類似都市の中で日本一となっています。その結果、本市の借金は、13年度末残高は一般会計で 2,436億円と市民1人当たり約53万円です。全会計では 5,215億円と市民1人当たり 114万円に上ります。新年度予算を見ても、一般会計で市債は 259億円に上り、今回初めて臨時財政対策債として19億円が計上されました。こうした赤字地方債の発行は法律の上からも許されるものではなく、国の財政破綻を地方に押しつけるもので重大であります。 我が党は投資的経費を段階的に半減し、市民の営業、暮らしを守る生活密着型へ切りかえることを強く求めるものであります。 市民負担の点では国民健康保険料の平均3.36%の引き上げや、各種手数料の引き上げ、そして介護保険料が半額だったものが10月から満額となり、年間の負担は昨年に比べ3倍となります。その結果、市民の負担は約18億円がふえることとなります。また、下水道部局と企業局の統合や小中学校の校務士の削減などによって、本市職員19名が削減され、さらにごみの収集など民間委託を一層進めることに、我が党は雇用拡大に逆行し、住民サービスの後退につながるものとして反対であります。 次に、金沢市議会政務調査費の交付に関する条例制定についてであります。支給額について昨年月額18万円から25万円に引き上げられた点については、市民の理解と合意が得られていないこと。さらに収支報告書とともに領収書など証拠書類を添付し、情報公開の対象とすることは透明性を確保する上で欠くことはできないと考えるものであります。我が党はこうした点を改善するよう具体的提案を行ってきたものですが、今回の条例ではこうした点が改善しておらず、反対するものであります。 敬老福祉金支給条例の一部改正についてであります。これは80歳以上の高齢者に対して毎年敬老福祉金を支給していたものを、これまで支給されていた方についてはこれまでどおりとしながらも、77歳からの方については77歳、80歳、88歳、90歳、99歳、 100歳以上という節目の高齢者に支給するという改正となっています。年を重ねることが新たな不安と苦悩をもたらしている中で、この敬老福祉金の支給を楽しみにしている高齢者にとって、今回の改正は明らかに後退となっています。例えば80歳で支給され、次の支給が88歳となり、この間の7年間は支給されません。新たな支給制限とも言える今回の改正はやめるべきであります。 次に、請願についてであります。 請願第19号は乳幼児医療費の助成制度の拡充について金沢社会保障推進協議会の代表から提出されたものであります。少子化が進む中、この乳幼児医療費の助成制度の拡充が全国各地で進められてきています。こうした中、石川県ではこの助成制度が現在、入院が3歳まで、通院は0歳までとなっており、対象年齢では中部9県で最もおくれたものとなっています。中でも助成対象である通院が0歳というのは、この制度が発足した昭和48年以来、28年間全く改善されてきませんでした。そこで、この請願は県に対して対象年齢を引き上げるとともに、 1,000円の自己負担をなくし、現物給付に改善することを求めるもので、我が党は賛成であります。 請願第20号は、国民健康保険の資格証明書交付について、同じく金沢社会保障推進協議会の代表から提出されたものであります。昨年の4月、法の改正によって国保料の滞納が1年になれば資格証明書を発行するなど制裁措置が強化されました。この資格証明書が発行されると医療機関の窓口では医療費の全額を支払わなければなりません。したがって、お金を十分用意しなければ医療機関にかかれなくなってしまいます。14年前、本市でこの資格証明書の発行によって死亡する事件が起こり、それ以来、本市では資格証明書を発行してきませんでした。住民の命と健康を守ることは地方自治体に課せられた大切な仕事であります。この請願は資格証明書発行を容認した国民健康保険法等の条項の撤廃を国に求めることと、資格証明書の発行による犠牲者を二度と出さないために、特別の事情のある方に対して資格証明書を発行しないことを求めるものとなっています。我が党はこの請願に賛成するものであります。 したがって、この2つの請願を否決した委員会の採決に反対するものであります。 以上で、我が党の反対討論を終わるものであります。(拍手) ○議長(川紘一君) 28番的場豊征君。   〔28番的場豊征君登壇〕(拍手) ◆28番(的場豊征君) 今当初議会におきまして、新世紀への熱い期待と抱負とを限りなく盛り込んだ山出市長提案の平成13年度金沢市一般会計予算を初めとする上程された議案各件に対し、賛成の立場で、新世紀フォーラム議員会を代表して討論を行います。 さて、平成13年度予算は21世紀の初めての予算であります。新世紀を迎え、地域の総合的な行政主体である地方自治体は、その自主性と自立性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を図るため、地方分権改革の定着と一層の進展に努めなければなりません。具体的には、地域社会においてIT革命に対応した情報化施策の推進、地域経済の振興、都市環境整備の促進、青少年の健全育成、循環型社会形成の推進、共生のまちづくりの推進など、地域の活力を生み出し、安心して快適な暮らしを実現するための諸施策を積極的に進めていくことが求められているのであります。 これらの観点を踏まえ、以下、本予算についての賛成の主な理由を述べたいと思います。 まず第1は、予算の重点施策の最初に掲げられた「まちに生気を吹き込む」についてであります。 市長みずからも20世紀は国家の世紀、21世紀は都市の世紀と述べられておられるように、IT革命や環境や経済のグローバル化など、地球規模の議論が定着しつつある中で、都市はそれにいかに対処し、どう生き残るかが問われております。このような状況の中で、市長は新世紀のまちづくり戦略として、世界都市戦略会議の開催と総合戦略の策定を上げておられます。21世紀を開く世界都市金沢の実現のためにも都市経営として戦略、戦術が強く求められているだけに高く評価するものです。 さらに、本市経済の豊かさと活力を失うことのないようにとの景気への対応として、融資制度の拡充、単独公共事業の総額の確保、地域経済が安定的で持続可能な成長を遂げるための近江町市場再開発事業などの商業振興策を初めとして、工業、農業などへの振興施策は気配り市長の本領発揮とも言えます。 また金沢文化の発信ともいえる大河ドラマ「利家とまつ」の放送とあわせて前田土佐守家資料館の前倒し建設など、本市固有の歴史と文化を生かした重 層的なまちづくりや、まちなか定住促進施策の充実・強化は、都市としての活力とにぎわい、そして品格を創出するまちづくり施策であるとの評価をいたしております。 第2は、「支え合う福祉のために」についてであります。 2年目を迎える介護保険制度はゴールドプラン21に基づく対応が求められているだけに、利用者負担の助成制度や施設建設費補助などは介護保険制度の着実な実施と、よりよい制度としていくためのインフラ整備の充実を図っていくものと考えます。また、地域サロン事業の充実等、高齢者の皆さんが生きがいを感じていただく支援事業に積極的に取り組む姿勢を明確にしていることは、新世紀福祉のあるべき姿を示しているものと評価できます。 さらに障害者施策の推進における重複障害者を対象にした生活訓練事業の実施等々は、障害者の自立、社会参加の推進を後押しするものと期待されますし、親子福祉相談センターの開設や、さまざまな子育て支援事業は少子化の流れの中、地域全体で子供を守っていこうという決意のあらわれと考えています。 第3は、「環境との共存を進める」についてであります。 容器包装プラスチックの回収や家電リサイクル法の施行等、市民の直接的な協力を促すためにも、単独の部署としてリサイクル推進課を立ち上げたことは、市長のこの問題に対する強い決意を改めて感じるものであります。 また、いわゆる緑化推進条例に象徴される、まち挙げての自然環境保全に取り組むという姿勢は、子供たちへの最良の環境教育の教材になるものと確信しております。 第4は、「次代を担う人を育む」についてであります。 前述しましたように、本予算の特徴の一つは家庭や学校はもちろん、地域で子供を育てていく、守っていくということに最も重点を置かれたものに感じられます。そういう意味で予算ではなかなか目につきにくいものですが、教育委員会やこども福祉課といった枠組みにこだわらない多くの施策により、より柔軟性を持った予算措置がなされているものと高く評価するものです。 以上、すべての議案について言い尽くすことが時間の関係でできないものも含めて、私たち新世紀フォーラム議員会はただいま議題となっております案件に賛成の意をあらわすものであります。 ただ、全国的な不況の中、やむを得ないこととはいえ、ここ数年にわたる市債の増加に対しては、やはり警鐘を鳴らしておくべきものと思われますし、昨年来の不祥事により、本庁舎及び議会棟への捜査当局の家宅捜査、さらには現職市議の逮捕、元市職員の書類送検に見られる綱紀の緩みは、新年度予算を市民に説明する責任以前の問題であると言えます。私たち議会ともども心していかなければならないことは言を待ちません。 最後に、地方分権時代の行政サービスとは、いたずらに行政依存の体質に安穏とするのではなく、基本的には市民、法人の自主、自立を促し、支援することと思われます。つまり、そのサービスを享受する市民、法人には応分の負担をしていただきながら、自分の意思で行動することを促していくという考え方が基本といえます。本来、行政が担っていくと思われる措置という概念とのバランスを考えながら、これらの具体的な手法を指し示していく姿勢こそが首長たるリーダーの強く求められる第一の資質と考えます。 幸いなるかな我が山出市長におかれては、その要件を具備されており、新世紀初めてとなる平成13年度予算を自立と敢為との文言で言いあらわされたと考えます。 私たち新世紀フォーラム議員会も山出市長を筆頭とする市職員の皆さんとともに、46万金沢市民に対して説明責任を果たすべく、自立した都市としてのまちづくりに全力を傾ける決意を申し上げることによって、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(川紘一君) 以上で討論は終わりました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(川紘一君) これより、採決いたします。 まず、議題のうち、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第9号、議案第10号、議案第16号、議案第17号、議案第23号、議案第28号、議案第29号、議案第37号、議案第39号、議案第43号、議案第52号、議案第54号、議案第57号及び議案第62号の議案17件を一括して採決いたします。 以上の議案各件に対する委員会の決定は、いずれも可決であります。 お諮りいたします。 以上の議案各件は、委員会の決定どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(川紘一君) 起立多数であります。 よって、以上の議案17件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  -------------------- ○議長(川紘一君) 次に、議案第2号、議案第5号ないし議案第8号、議案第11号ないし議案第15号、議案第18号ないし議案第22号、議案第24号ないし議案第27号、議案第30号ないし議案第36号、議案第38号、議案第40号ないし議案第42号、議案第44号ないし議案第51号、議案第53号、議案第55号、議案第56号、議案第58号ないし議案第61号及び議案第63号ないし議案第71号の議案54件を一括して採決いたします。 以上の議案各件に対する委員会の決定は、いずれも可決であります。 お諮りいたします。 以上の議案各件は、委員会の決定どおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の議案54件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。  -------------------- ○議長(川紘一君) 次に、請願第19号及び請願第20号の請願2件について、一括して採決いたします。 以上の請願各件に対する委員会の決定は、いずれも不採択であります。 お諮りいたします。 以上の請願各件は、委員会の決定どおり不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(川紘一君) 起立多数であります。 よって、以上の請願2件は、不採択とすることに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○議長(川紘一君) 次に、日程第2議案第92号金沢市収入役の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(川紘一君) よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議案第92号は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案のとおり同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○議長(川紘一君) 次に、日程第3議案第93号金沢市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(川紘一君) よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議案第93号は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案のとおり同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○議長(川紘一君) 次に、日程第4議案第94号金沢市監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(川紘一君) よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議案第94号は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案のとおり同意することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○議長(川紘一君) 次に、日程第5諮問第1号人権擁護委員候補者推薦に関し答申を求めるについてを議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(川紘一君) よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 諮問第1号は、諮問のとおり異議がない旨答申することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は、諮問のとおり異議がない旨答申することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議案上程 ○議長(川紘一君) 次に、日程第6議会議案第1号金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例ない し日程第12議会議案第7号米原潜による「えひめ丸」沈没事故に関する意見書、以上の議会議案7件を一括して議題といたします。 お諮りいたします。 以上の議会議案各件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △採決 ○議長(川紘一君) よって、これより採決いたします。 議会議案第1号ないし議会議案第7号の議会議案7件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の議会議案各件は、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の議会議案7件はいずれも原案のとおり可決することに決しました。 ただいま可決されました議会議案各件の提出先及びその他の処理方法につきましては、議長に御一任願います。   〔議会議案第1号ないし議会議案第7号は本号末尾参照〕  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~常任委員会の改組 ○議長(川紘一君) 次に、日程第13常任委員会の改組を議題といたします。 お諮りいたします。 委員会条例第5条第3項の規定により、常任委員会の改組を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、常任委員会は改組することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △常任委員の選任 ○議長(川紘一君) これより、常任委員の選任を行います。 常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により議長が指名いたします。 事務局長に各常任委員の氏名を朗読させます。 ◎事務局長(森田肇君) 総務常任委員 8番  山野之義君 24番  寺中隆善君 26番  関戸正彦君 27番  出石輝夫君 29番  木下和吉君 31番  本間勝美君 33番  升 きよみ君 36番  松本捷男君 40番  井沢義武君経済常任委員 2番  渡辺 満君 4番  福田太郎君 15番  高村佳伸君 16番  玉野 道君 17番  宮保喜一君 25番  野本 昇君 34番  南部康昭君 42番  北 市朗君厚生常任委員 1番  松村理治君 5番  干場辰夫君 10番  大桑 進君 18番  東出文代君 23番  安達 前君 28番  的場豊征君 35番  不破 実君 38番  川 紘一君建設常任委員 3番  森 雪枝君 6番  横越 徹君 12番  浅田美和子君 14番  沢飯英樹君 32番  森尾嘉昭君 37番  平田誠一君 39番  上田忠信君 41番  山田初雄君文教常任委員 7番  田中展郎君 9番  増江 啓君 11番  近松美喜子君 13番  上田 章君 19番  田中 仁君 20番  苗代明彦君 21番  中西利雄君 30番  小津正昭君以上でございます。 ○議長(川紘一君) お諮りいたします。 ただいま指名のとおり、それぞれ常任委員に選任いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの指名のとおり、それぞれ常任委員に選任することに決しました。 ただいま選任されました委員の方々は、御会合の上正副委員長を互選され、その結果を議長まで御報告願います。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議会運営委員会の改組 ○議長(川紘一君) 次に、日程第14議会運営委員会の改組を議題といたします。 お諮りいたします。 委員会条例第5条第3項の規定により、議会運営委員会の改組を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会は改組することに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議会運営委員の選任 ○議長(川紘一君) これより、議会運営委員の選任を行います。 議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長が指名いたします。 事務局長に議会運営委員の氏名を朗読させます。 ◎事務局長(森田肇君) 議会運営委員 8番  山野之義君 9番  増江 啓君 15番  高村佳伸君 16番  玉野 道君 17番  宮保喜一君 19番  田中 仁君 23番  安達 前君 24番  寺中隆善君 27番  出石輝夫君 29番  木下和吉君 32番  森尾嘉昭君 40番  井沢義武君以上です。 ○議長(川紘一君) お諮りいたします。 ただいまの指名のとおり、議会運営委員に選任いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの指名のとおり、議会運営委員に選任することに決しました。 ただいま選任されました委員の方々は、御会合の上正副委員長を互選され、その結果を議長まで御報告願います。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩 ○議長(川紘一君) この際、暫時休憩いたします。              午後2時26分 休憩  ------------------------              午後3時15分 再開 △再開 ○議長(川紘一君) 出席議員数は、ただいまのところ41名であります。 休憩前に引き続き会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △各常任委員会及び議会運営委員会の正副委員長互選結果の報告 ○議長(川紘一君) 御報告いたします。 先ほど各常任委員会及び議会運営委員会において正副委員長の互選が行われた結果、次の方々が当選をされました。 総務常任委員会委員長 升 きよみ君    同じく副委員長 山野之義君 経済常任委員会委員長 玉野 道君    同じく副委員長 渡辺 満君 厚生常任委員会委員長 東出文代君    同じく副委員長 松村理治君 建設常任委員会委員長 浅田美和子君    同じく副委員長 横越 徹君 文教常任委員会委員長 苗代明彦君    同じく副委員長 田中展郎君 議会運営委員会委員長 木下和吉君    同じく副委員長 増江 啓君以上であります。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程追加(閉会中の継続調査の件) ○議長(川紘一君) 総務常任委員会を初めとする5常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、お手元に配付のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申出書が議長のもとに参っております。 お諮りいたします。 この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長(川紘一君) これより各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。 各委員会から申し出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川紘一君) 御異議なしと認めます。 よって、各委員会から申し出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することに決しました。   〔継続調査の申出書は本号末尾参照〕  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △あいさつ ○議長(川紘一君) 以上をもって、今定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 山出市長。   〔市長山出保君登壇〕 ◎市長(山出保君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま本議場におきまして、委員会の改組に伴い辞任をされました各委員会の正副委員長並びに委員各位におかれましては、在任中は市政の運営に御尽力をいただき、心から感謝を申し上げます。また、新たに就任されました各委員会の正副委員長並びに委員各位におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げます。 さて、今定例会に提出をいたしました平成13年度当初予算を初めとする各案件につきまして、先ほどは適切なる御決議をいただき、まことにありがとうございました。本会議及び委員会を通じていただきました御意見、御要望につきましては、これを十分にしんしゃくをいたし、今後の市政に資してまいりたいと存じます。 株価の低落に加え、デフレスパイラルとさえ言われる景気の現状でありますので、地方として公共事業を初めとする各種事業の早期執行を図ってまいりますとともに、融資の機動的運用を心がけ、中小企業の振興とまちなかの活性化を急ぎますほか、これからの不良債権処理ともかかわる失業、雇用問題の推移を注視をし、可能な限りの対応に努めてまいる所存でございます。あわせて、現下の財政環境に思いをいたし、財政運用の効率化と新行政改革大綱に基づく行政改革の決定を期してまいりたいと存じております。 なお、かねて総務省に要望いたしておりました平成12年度の特別地方交付税の配分につきまして、先般の豪雪への支援も含め、前年度を1億円余り上回る14億 3,414万 5,000円の交付決定があり、さらに国土交通省からも除雪費補助として 4,075万円の交付決定を受けることができました。関係各方面の御理解と御支援に深く感謝申し上げる次第でございます。 いよいよ21世紀の扉が開かれまして、国、地方ともにまさに多事多端にございます。地域経済の活性化を初め、未来を見据えたまちづくり、人間生活の基本にかかわる教育、福祉、環境の諸課題のほか、地方分権の推進、税財政制度及び社会保障制度の抜本改革など、新しい世紀を切り開くための取り組みはこれからでございます。 私を初め職員一同、覚悟も新たに、これらの対処に懸命の努力を払ってまいる所存でございます。各位のこの上ともの御支援、御協力をお願い申し上げ、御健勝、御活躍を念じ上げて、閉会のあいさつといたします。 ありがとうございました。 ○議長(川紘一君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 各位におかれましては、去る1日から本日まで、上程各案件の御審議に御精励をいただき、ここに滞りなく議事が終了いたしましたこと、深く感謝を申し上げますとともに、議事の運営に当たりましても格別の御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。 さて、21世紀の扉が開かれ、三月がたとうといたしております。いよいよ新しい世紀における最初の年度は10日ほどをもって始まることとなります。景況は緩やかなデフレ状況にあるともされ、依然として明るい展望が見えないまま推移をいたしております。新しい世紀を迎えたとはいえ、国、地方を問わず、解決すべき諸課題は多く、市政の一端を預かる私どもに課せられた使命はますます重く、大きなものがあります。 市勢の進展と市民の幸せを願い、今ほど議決されました平成13年度金沢市予算等に織り込まれた諸施策の速やかで円滑な執行を図りますとともに、市町村合併論議を踏まえ、地方分権の確立にも真摯に取り組んでいかなければならないことは申すまでもありません。 また、本市議会におきましては、昨年暮れにおける現職議員の逮捕という不祥事件以来、本市公共事業の入札制度に関し、総務常任委員会において検討なされてまいりましたが、昨日議長あてに「公正な入札・契約の確保に向けての報告書」が提出されました。本件につきましては、本日、市長及び契約制度改善検討委員会委員長の原田助役に対し、その実施方等について要請を行ったところでございます。私ども議会に席を置く者といたしましても、このことに改めて思いをいたし、市民の議会に対する信頼を回復し、市民の負託にこたえるべく、今私どもがなすべきことは何かをみずからに問い直し、市政に専心いたしたいと考えるものでございます。 間もなく、百花咲き匂う本格的な春を迎えますが、各位には御健勝にてますます御活躍あらんことを御祈念申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △閉会 ○議長(川紘一君) これをもちまして、平成13年定例第1回金沢市議会を閉会いたします。              午後3時25分 閉会---------------------------------------〔参照〕---------------------------------------            議案提出について 議案「金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例」を次のとおり会議規則第13条の規定により提出します。  平成13年3月22日 金沢市議会議長  川 紘一様                    提出者                         金沢市議会議員  上田忠信                            〃     小津正昭                            〃     渡辺 満                            〃     森 雪枝                            〃     山野之義                            〃     浅田美和子                            〃     上田 章                            〃     高村佳伸                            〃     玉野 道                            〃     東出文代                            〃     中西利雄                            〃     森尾嘉昭---------------------------------------議会議案第1号   金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例 金沢市議会委員会条例(昭和38年条例第38号)の一部を次のように改正する。 第2条第2号オ及び第4号ウを削る。 第18条中「、法令又は条例」を「法律」に改める。   附則 この条例は、平成13年4月1日から施行する。提案の趣旨 行政機構の見直し等に伴い、経済常任委員会及び建設常任委員会の所管等を改める。---------------------------------------            議案提出について 議案「食品の安全性確保の強化を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条の規定により提出します。  平成13年3月22日 金沢市議会議長  川 紘一様                    提出者                         金沢市議会議員  上田忠信                            〃     小津正昭                            〃     渡辺 満                            〃     森 雪枝                            〃     山野之義                            〃     浅田美和子                            〃     上田 章                            〃     高村佳伸                            〃     玉野 道                            〃     東出文代                            〃     中西利雄                            〃     森尾嘉昭---------------------------------------議会議案第2号           食品の安全性確保の強化を求める意見書 適正な栄養の摂取とともに、食品の安全性の確保は、国民の健康にとって極めて重要な課題である。特に近年においては、O157や狂牛病の発生、ダイオキシンや環境ホルモンなどによる食品・環境汚染、さらには一部大手食品メーカーのずさんな製品管理による大規模な食中毒事件などの問題が発生し、国民の間から、食品の安全性確保を求める声が一層強まっている。 また今日、遺伝子組みかえ食品の開発・製造が国内外問わず行われており、さらに急増している輸入食品の安全性など、これらに対する不安も国民の間に広がっている。 政府においては、農業・食品添加物に対する規制や遺伝子組みかえ食品の安全基準や表示の義務づけ、あるいは食品行政への消費者参加等、一定の施策が講じられているところではあるが、政策決定過程やそれらの根拠となるデータ等の情報公開などがまだ不十分であるとの指摘もなされている。 よって、国におかれては、より一層の食品安全性確保のため、食品行政への国民参加を充実し、情報公開を一層進めるとともに、食品表示義務の拡大や遺伝子組みかえ技術等の長期にわたる調査研究、農薬や動物用医薬品における残留基準対象品目の拡大、食品添加物の指定制度充実を図られるよう要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。---------------------------------------            議案提出について 議案「京都議定書の早期発効を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条の規定により提出します。  平成13年3月22日 金沢市議会議長  川 紘一様                    提出者                         金沢市議会議員  上田忠信                            〃     小津正昭                            〃     渡辺 満                            〃     森 雪枝                            〃     山野之義                            〃     浅田美和子                            〃     上田 章                            〃     高村佳伸                            〃     玉野 道                            〃     東出文代                            〃     中西利雄                            〃     森尾嘉昭---------------------------------------議会議案第3号            京都議定書の早期発効を求める意見書 平成9年12月に地球温暖化防止京都会議で採択された京都議定書が、平成14年に法的拘束力を持つ議定書として発効するために、議長国である我が国はもとより各国において批准され、実施に移されることが期待されてきたところである。ところが、昨年11月にオランダで開催された気候変動枠組条約第6回締約国会議(COP6)において、各国が京都議定書を批准可能なものにするために不可欠な政治的合意に至らなかったことは、極めて遺憾である。 現在、気候変動はこれまでの予想を超える速さで進行しており、地球規模で温室効果ガスの排出削減の対策をとり、将来世代の安全を確保することは、私たち現世代の責務である。そのためにも、京都議定書を人類の英知を結集した国際的制度基盤として、1日も早く発効させなければならない。 よって、国におかれては、引き続き国内の排出削減対策の充実を図るとともに、続行されるCOP6においては、京都議定書が歴史的に意義がある議定書として発効できるように、地球温暖化防止京都会議の議長国として、柔軟な交渉姿勢をもって国際的合意の形成に当たるよう強く要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。---------------------------------------            議案提出について 議案「鉄道線路及び駅舎構内における安全対策の強化を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条の規定により提出します。  平成13年3月22日 金沢市議会議長  川 紘一様                    提出者                         金沢市議会議員  上田忠信                            〃     小津正昭                            〃     渡辺 満                            〃     森 雪枝                            〃     山野之義                            〃     浅田美和子                            〃     上田 章                            〃     高村佳伸                            〃     玉野 道                            〃     東出文代                            〃     中西利雄                            〃     森尾嘉昭---------------------------------------議会議案第4号     鉄道線路及び駅舎構内における安全対策の強化を求める意見書 去る1月26日にJR新大久保駅で、線路に落ちた人を助けるために飛び込んで3人が電車にひかれて死亡した事故は、国内外に深い沈痛とともに大きな衝撃を与え、危険を顧みず飛び込んだ2人に対し、多くの称賛が寄せられているところである。また、これまでも視覚障害者の方々が線路に落ちる事故が相次いでおり、1994年12月以降、全国で11人の方が亡くなっているとのことである。 昨年交通バリアフリー法が制定され、今後駅舎等におけるバリアフリー対策が一層推進されていくことから、あわせて線路、プラットホーム及び駅構内の安全対策の強化を図る必要がある。 よって、国におかれては、事故の再発を防ぐために、各鉄道事業者に対し線路内及び駅構内の安全対策の総点検を行うよう指示するとともに、国としても速やかな対策を講ずるよう強く要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。---------------------------------------            議案提出について 議案「一般セーフガード発動に関する意見書」を次のとおり会議規則第13条の規定により提出します。  平成13年3月22日 金沢市議会議長  川 紘一様                    提出者                         金沢市議会議員  上田忠信                            〃     小津正昭                            〃     渡辺 満                            〃     森 雪枝                            〃     山野之義                            〃     浅田美和子                            〃     上田 章                            〃     高村佳伸                            〃     玉野 道                            〃     東出文代                            〃     中西利雄                            〃     森尾嘉昭---------------------------------------議会議案第5号            一般セーフガード発動に関する意見書 農産物の輸入は、1992年と1999年の比較で 331%も増加し、農家経営と地域経済にも大きな影響を及ぼしている。 特に生鮮野菜の輸入量は、2000年の1月から8月までで59万トンとなり、前年同期より1割増加し、過去最高であった1999年の87万トンを確実に上回る情勢である。また、農業にとどまらず繊維産業なども、海外からの輸入等で大きな影響を受けている。 WTO協定では、輸入の増加が「国内生産に重大な損害を与え、または与えるおそれのある場合」は、「特定の産品の輸入に対する緊急輸入制限(セーフガード)措置」をとることができると明確に定められている。 よって、国におかれては、輸入野菜などの激増によって価格が暴落し、地域農業を初め繊維など地場産業が根底から脅かされる事態にある今、農業など地場産業を守るためにセーフガードを発動することを強く求めるものである。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。---------------------------------------            議案提出について 議案「KSD汚職、機密費問題に関する意見書」を次のとおり会議規則第13条の規定により提出します。  平成13年3月22日 金沢市議会議長  川 紘一様                    提出者                         金沢市議会議員  渡辺 満                            〃     森 雪枝                            〃     浅田美和子                            〃     東出文代                            〃     中西利雄                            〃     森尾嘉昭                            〃     上田忠信---------------------------------------議会議案第6号           KSD汚職、機密費問題に関する意見書 KSDの政界汚職事件は、村上正邦前自民党参議院議員会長が国会質問の見返りに 7,200万円のわいろをもらったとして逮捕され、重大な疑獄事件に発展してきた。さらに重大な問題は、村上前参議院議員や小山前参議院議員を当選させるためにKSD会員を勝手に自民党員に仕立て、党費を肩がわりしてきた疑惑である。 党費立てかえが事実なら、中小企業者の共済掛金から4支部で約18億円もの金が自民党本部に入ったことになる。 機密費の問題も同様で、巨額な税金が「機密費」のベールに隠れて党利党略に使われていたということが国会で明らかになっている。 不況で苦しむ中小業者の掛金と庶民の税金を食い物にしたこれらの事件への国民の怒りは広がっている。 よって、国におかれては、疑惑を隠すことなくみずからの責任において真相を究明し、国民に明らかにするよう強く求める。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。---------------------------------------            議案提出について 議案「米原潜による『えひめ丸』沈没事故に関する意見書」を次のとおり会議規則第13条の規定により提出します。  平成13年3月22日 金沢市議会議長  川 紘一様                    提出者                         金沢市議会議員  上田忠信                            〃     小津正昭                            〃     渡辺 満                            〃     森 雪枝                            〃     山野之義                            〃     浅田美和子                            〃     上田 章                            〃     高村佳伸                            〃     玉野 道                            〃     東出文代                            〃     中西利雄                            〃     森尾嘉昭---------------------------------------議会議案第7号        米原潜による「えひめ丸」沈没事故に関する意見書 2月10日(日本時間)ハワイ・オワフ島沖の南約18キロの海上で、愛媛県宇和島水産高等学校の漁業実習船「えひめ丸」が米海軍の原子力潜水艦「グリーンビル」の急浮上により、衝突し、約 600メートルの海底に沈没した。 この事故により、「えひめ丸」に乗船していた生徒や教師など35人のうち、26人は救出されたものの、いまだに9人が行方不明となっている。 この事故は、民間船舶の航行も多い海域で、しかも、原子力潜水艦に民間人を搭乗させ、十分な安全確認もせずに、緊急浮上の体験デモンストレーションを行ったために起きたことが明らかになってきた。 しかし、なぜこのような海域で民間人を乗船させ危険な緊急浮上訓練を行ったのか、安全確認は十分だったのか、衝突直後に原潜は、なぜ救助活動を行わなかったのか等、多くの疑問が解明されていない。 よって、国におかれては、今後二度とこのような事故を繰り返させないために、以下の事項を強く求めるものである。                  記1 早期に事故の原因を徹底して究明し、その内容をすべて公表すること。2 海底に横たわる「えひめ丸」の船体の引き揚げを一刻も早く行うこと。3 事故に関する情報は、逐次公開すること。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。---------------------------------------(写)                               平成13年3月22日金沢市議会議長 川 紘一様                             総務常任委員会委員長            閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 都市政策に関する事項2 消防に関する事項3 文化政策に関する事項4 行財政全般に関する事項---------------------------------------                               平成13年3月22日金沢市議会議長 川 紘一様                             経済常任委員会委員長            閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 商工業及び観光に関する事項2 農林水産業に関する事項3 ガス・水道・発電・下水道・市場事業に関する事項---------------------------------------                               平成13年3月22日金沢市議会議長 川 紘一様                             厚生常任委員会委員長            閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 公衆衛生及び環境保全に関する事項2 医療業務に関する事項3 社会福祉・社会保障に関する事項4 生活環境に関する事項5 市民の生活安定及び労働福祉に関する事項---------------------------------------                               平成13年3月22日金沢市議会議長 川 紘一様                             建設常任委員会委員長            閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 土木に関する事項2 住宅・宅地及び緑化に関する事項3 開発事業及び都市計画に関する事項---------------------------------------                               平成13年3月22日金沢市議会議長 川 紘一様                             文教常任委員会委員長            閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 学校教育に関する事項2 生涯学習に関する事項3 金沢美術工芸大学に関する事項---------------------------------------                               平成13年3月22日金沢市議会議長 川 紘一様                             議会運営委員会委員長            閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 議会の運営に関する事項------------------------------------------------------------------------------〔参考〕---------------------------------------        平成13年定例第1回金沢市議会請願の委員会審査結果表審査結果番号件名付託委員会不採択請願 第19号乳幼児医療費の助成制度の拡充についての請願厚生 〃請願 第20号国民健康保険の資格証明書交付についての請願厚生   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議長     川 紘一      前議長    木下和吉      副議長    沢飯英樹      前副議長   高村佳伸      署名議員   小津正昭      署名議員   出石輝夫      署名議員   本間勝美...